ペットのことならいながき を目指しておりますが、犬と幼少期にインコを飼っていたことがあるだけで他の動物たちについては知識が乏しすぎる、ということで勉強を始めました。
愛玩動物飼養管理士という資格のまずは2級です。11月の試験を目指して頑張ります。

公益社団法人日本愛玩動物協会さんの資格になります。
通信講座なのでまずテキストが送られてきました。
400ページほどの大き目の冊子が2冊。続きはオンラインにて受講になります。
まずは協会の歴史から始まって、動物福祉の概念というあたりまで読み進めました。
この、動物福祉の概念という章の動物愛護の運動の歴史がとても興味深いのです。
特に面白かったのが、戦前の日本の動物愛護の歴史で一番古いのが
675年 天武天皇の「天武の勅令」だというところです。
飛鳥時代好きの私からしたら好きなもの同士の話が繋がった!みたいなテンションが上がる場面でした。
ちなみにこれは、仏教の不殺生の教えに基づいて4月から9月(農耕期間)に牛馬犬猿鶏の肉食を禁ずる、というものです。日本に仏教が入って間もない頃のお話ですね~。天武天皇は仏教にかなり傾倒されていたそうです。
ここからはテキストにはない余談ですが、犬や猫とニンゲンのお付き合いは相当長く、犬と人の歴史を調べると古くは3万5000年も前から共生していたことが分かっているそうです(発掘調査で犬の骨が、人の骨と共に埋葬されているのが発見されたそうです)。発掘好きの私としてはこれもテンションが上がらずにいられません。
聖徳太子は犬好きだったそうですし、平安時代には犬や猫を飼うブームがあったそうです(大河ドラマでも藤原道長の奥様が猫様をずっと可愛がって飼われている描写がありましたね)。きっと小鳥も昔から飼われていたことでしょう。
そんなこんなで脇道にそれてなかなかテキストが先へ進まないわけですが、好きなことの勉強は楽しいですね。
この後も楽しみです。
ちなみに愛玩動物飼養管理士の資格は、後日記事にしようと思っている「動物取扱責任者」になるための要件の一つになりえます。
ご興味のある方はぜひ!